当鉄道ではナローの一本架線に力を入れています。軽便模型のシーンにも架線が普及して欲しいものです。 YouTubeに走行シーンの動画をアップしています。当該ページ検索窓に「rinkoh1」と入力してアクセスしてご覧下さい。
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2011年の第1作は前方踏切遮断知らせ信号機(公式名称知らず)です。5ミリ角の銅板にスリット4本を開ける
のに苦労しました。リード線の引き出しなど数件の急所を凌いで出来ました。小さい光モノの制作に神経を使いますが
出来てしまえばそれなりの効果が楽しめますね。
久々の新製車配属は井笠のホジ1。長らく孤独であったホハ12とペアを組むばかりか、デキ12が目一杯の
力で牽引するボギー車2.5両分を増結して不似合いな架線の下を堂々進行します。しばらくは草軽本線が井笠に
乗っ取られるかな・・・
転轍器標識を作ってみました。ぜひ欲しいと長いこと狙っていたのですが、モノが小さい上に形が凄く複雑ときて
手を拱いていました。画像は改良を加えた2号機です。今回は青と橙の発色が割と旨くいきました。
構内の情景を盛り上げる名脇役です。
完成レベルに達した直線区間用のマストです。碍子ペアの部分で関節構造になっていて、パンタグラフの
衝撃を吸収します。架線は3軸方向に動的に支持されパンタとの相互作用が楽しめます。デキ12の垂直
パンタには実物同様カウンタバランスを載せ、常に上げ圧力を掛けています。
草軽の小瀬温泉変電所建屋の製作に取掛かったまでは良かったのですが、大変な難物でした。ログを一本
一本貼り合わせて瞬間接着剤で指先が連日カパカパに固まりました。これが正味3ヶ月以上の工期をかけて
やっと完成した当鉄道の看板です。
難産の末完成した曲線区間の電化工事。軽便鉄道の一本架線、風情があっていいものです。高速鉄道の架線
システムを余りリアルに再現すると鬱陶しくなってしまいますが、一本架線ならSLの煙にも匹敵する効果有り。
有効 !
草軽の雰囲気が良く出ました。走行試運転も旨く行き満足できました。吊り具の製作にも段々慣れて或る程
度の量をこなせるようになりました。これで直線区間、曲線区間共に張れるようになりました。この方式、
路面電車にも使えます。あとは分岐や勾配線でしょうか。
画像を合成して草軽の雰囲気を出してみました。ナローゲージの場合特にいろんな効果のアンサンブルが
命のようで、色々気軽に試してみる楽しみがありますね。パンタシューは架線高に追従して離線なし。
曲線区間を張る吊り具でほぼ原寸大です。ワイヤーの関節部分に白い碍子を一個入れているのにご注目。右上は
変電所の屋根に使った避雷針の予備です。
踏切警報機の交互点滅制御には苦労します。こんな小物でも1Hz程度の低周波を安定的に発生させるの
は意外と難しいようです。自作の電子回路では動作が不安定でしたので回転輪とスライドスイッチを組み
合わせて機械式接点でトライしました。
松本電軌や西武鉄道にも在籍した中型電機ED22。シンプルカテナリーの下で渋く決まりました。モデル・ワーゲン製
ですが台車構造が線路ギリギリでショートし易く走りがイマイチなのが玉に瑕。
信号機:渋い脇役ですが雰囲気を盛り上げてくれます。1x2ミリ角のチップダイオードにリード線を半田付けするという
アクロバッティックな工事が必要でしたがなんとかモノになりました。
いつもハンサムなモデルス・イモンの82系5両編成。名称板は一応
「白鳥」、それにしてはちょっと短めですが安定した走りを誇ります。
我鉄道の自慢は電化軽便本線。ポールから微細な吊り具まで自作したのですが効果満点です。架線高は
デキのパンタにもモハのパンタにもぴったりです。
これまた渋い栃尾線のモハ209、ワールド工芸製ですが軽便の電車にしてはパンタグラフのスプリング
のしなやかさが絶妙 !
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